アップルジャパン / Mac『Macをはじめよう。』| 2007

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このCMは、ざっくり言うと
世界的名作キャンペーン「Get a Mac」を、日本の感覚に合わせて“ラーメンズでローカライズしたシリーズ” です。

どんな施策か(全体像)
・アップルジャパンが、Macの魅力を伝えるために展開したテレビCMシリーズ。世界的キャンペーン「Get a Mac」の日本版で、シリーズ名は「Macをはじめよう」。
・真っ白な背景の前で、スーツ姿の「パソコン」と、カジュアルな服装の「Mac」が会話する、30秒前後の会話劇スタイル。
・日本版ではお笑いコンビ「ラーメンズ」(小林賢太郎=Mac役、片桐仁=PC役)が出演。
・ウイルス、年賀状、グラフィック、iLife など、テーマごとに複数のバリエーションが作られたシリーズ広告で、テレビだけでなくウェブでも視聴できた。
・ユーザーに「Windows PC と比べて、Mac は簡単で楽しい」というイメージを、コミカルかつわかりやすく伝えることが狙い。

表現・ストーリーの特徴(日本版ならではのローカライズ)
トーンの違い(海外版とのコントラスト)
・「比較広告」が苦手な日本市場に合わせたトーン調整
・海外版の Mac はかなり“クール”で、PC をちょっと小バカにするニュアンスが強いのに対し、日本版では二人の差をかなり控えめに演出。
・iA の分析でも「日本人は控えめを好むので、露骨な優劣表現を避けている」「最後まで見るとMacの方が洗練されて見える程度の差に抑えている」と指摘されている。

日本オリジナルのシチュエーション
・年賀状づくりをテーマにした「Nengajo」
・“ニックネーム”をめぐるやり取り(PCに「ワーク」というあだ名をつける)
・グラフとイラストの違いをネタにした「Practice Drawing」 など、日本の生活文脈に合わせたエピソードが多数制作された。

ラーメンズらしい会話劇
・セットは白バックのみ、ほぼ会話だけで進行する極めてミニマルな構成。
・間・言い回し・距離感で笑いを作る「ラーメンズ的なコント」のテンションが、そのままCMの魅力になっていると評価されている。

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