- 施策の概要
本施策は、2002年の日韓ワールドカップ開催当時、オランダのフェイエノールトで活躍していた小野伸二選手を起用した、トヨタ「カローラフィールダー」のテレビCMシリーズです。
単なる「スター選手の宣伝」に留まらず、小野選手の持つ「純粋にサッカーを楽しむ姿」や「誠実で爽やかなキャラクター」を最大限に引き出した演出が、視聴者から絶大な支持を得ました。特に現地の少女(クインティーちゃん)や犬と触れ合いながら、言葉の壁を越えてサッカーで心を通わせるストーリー仕立ての構成は、「心温まるCM」として大きな話題となりました。
- 施策の内容と特徴
このCMシリーズには「小さなゴール」「パス」などのエピソードがあり、以下のような特徴が挙げられます。
・「天才」の日常を切り取る: 華麗なテクニックを誇示するのではなく、現地の子供たちと遊ぶ日常の風景を描くことで、カローラフィールダーの持つ「親しみやすさ」と「アクティブなライフスタイル」を表現しました。
・音楽の相乗効果: バックで流れる透明感のあるピアノのメロディが映像の爽やかさを引き立て、放送当時から問い合わせが殺到。後にCD化(DVD付き)されるほどの人気を博しました。
・小野伸二の「演技賞」: プロの俳優ではないスポーツ選手が演技賞を受賞するのは異例であり、彼の自然体な佇まいが広告として極めて高い完成度に達していたことが評価されました。
主な受賞歴
・第42回(2002年)ACC CMフェスティバル:テレビ部門 金賞
・第42回(2002年)ACC CMフェスティバル:演技賞(小野伸二)



