日清食品 / 日清カップヌードル『FREEDOM/登場篇』| 2006

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  1. 全体概要
    • 日清食品の「カップヌードル」35周年文脈で展開された、SFアニメ世界観を核にした大型プロモーション「FREEDOM 自由を掴め。」シリーズ。
    • TVCMはまず「FREEDOM 宣言篇」(4/13〜)で“宣言”し、続いて「FREEDOM/登場篇」(4/25〜)で物語世界と主人公たちを本格的に立ち上げる構成。
  2. 課題・背景
    • 「自由」が溢れる時代だからこそ“本当の自由(FREEDOM)”を問い直し、若者にとってのブランド価値=「自由の象徴」を再定義する狙い。
    • “世界初のカップ麺”としての革新(「食べることの自由」)を起点に、35年の歴史を未来SFの物語へ接続して語り直した。
  3. 施策/アイデアの仕組み(「物語を広告のOSにする」)
    • 舞台は23世紀の月、巨大ドーム都市「エデン」。奪われた自由(研究の自由/地球への渡航の自由)に抗い、少年たちがFREEDOMを勝ち取る冒険譚として設計。
    • 主人公タケルは“無類のカップヌードル好き”という設定で、プロダクトが世界観の小道具ではなくキャラクターの欲望に直結する存在になっている。
    • 映像面は大友克洋(キャラクター/メカデザイン〜絵コンテ領域まで参画)× 音楽は宇多田ヒカルの書き下ろし(「This Is Love」)で、広告を“作品”のクオリティに引き上げた。
  4. 実装方法・展開(統合プロモーションの設計)
    • 駅貼りは線画モノクロ→カラーへ段階的に変化させ、世界観の“予告”から“開幕”へと体験を連続させた。
    • 映像表現は大友絵の質感を保ちながら3DCG化し、独自の「FREEDOM シェーダー」で“二次元らしさ”と“立体感”を両立する制作手法を採用。
    • CMだけに閉じず、約30分×連作アニメ(全6話)やトレーラー公開、35周年当日の第1話無料配信など、ブランド発の“連載コンテンツ”として運用した。

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