adidas Originals『Original is never finished』| 2017

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概要
“オリジナルとは、終わらない。”──フランク・シナトラ「My Way」を再解釈した強烈な映像と音楽で、過去の名像・名場面を今日的にリミックス。多世代のカルチャーアイコンを起用し、“オリジナル=自分のやり方で続けること”というブランド哲学を体験化したキャンペーン。2017年カンヌでEntertainment Lions for Music グランプリ。

背景/課題
・スポーツオーセンティックの文脈を持つadidas Originalsが、「Original is never finished」という旗印のもと、ブランドの核=“オリジナルの更新”を大衆にどう伝えるかが課題。そこでシナトラ「My Way」の“定番”をあえて素材に選び、新解釈のサウンド&フィルムで“古い=終わりではない”を示した。

アイデア/実装
・名作の再解釈:ボッティチェリ《ヴィーナスの誕生》や“円環ミラー”のシーン等、過去のイメージを現代語訳したカットアップで構成。のちの章では“ヴィトルヴィウス的人体図”や中国的モチーフの再演も。
・多世代キャスト:ミュージシャン/スケーター/アスリートらを横断するマルチジェネレーションの顔ぶれで、ジャンル横断の“創造性”を可視化。
・シリーズ展開:2017年内に複数章(Chapter 1/2/3)をリリース。第3章ではKendall Jenner/James Hardenらが登場し、同コンセプトを別視点で再解釈した。

成果(アワード)
Cannes Lions 2017 – Entertainment Lions for Music Grand Prix

何が評価されたか(審査視点の要点)
・“古い × 新しい”の緊張感:世界一“やり尽くされた曲”を素材に、再解釈こそオリジナルという逆説を成立させた。
・音楽を核にした物語設計:Musicカテゴリにふさわしく、音楽起点でブランド世界観を編成。映像はその楽曲体験を増幅する器として機能。
・シリーズ化で概念を拡張:同一テーマを章立てで別解釈し、カルチャー横断の“終わらない更新”を証明した。

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