Apple『Today at Apple』| 2017

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施策の概要
Today at Appleは、Apple直営店を“販売の場”から地域の学びと創造の拠点へ拡張する常設プログラム。写真・動画・音楽・コーディング・アート&デザインなど無料のハンズオンセッションを世界の全店舗で実施する取り組みで、2017年4月にアンジェラ・アーレンツが発表し、5月にグローバル開始。2018年のCannes LionsではBrand Experience & Activation部門 Grand PrixとTitanium Lionを受賞した。

狙いと戦略
・アーレンツは「モダンな“タウンスクエア(広場)”をつくる」と表現。店舗に“Forum(大画面と客席)”を整え、人が集まり互いに学ぶ場に再定義した。審査員長ロブ・ライリーは「小売が衰退する時代に、人々の生活で次の100年も意味を持ち続ける方法を示した」と評価。

実装(体験設計)
・セッション設計:当初“60種超”のプログラム(How To/Photo & Sketch Walks/Kids Hour/Coding/Pro Series等)。2019年以降はSkills / Walks / Labsの3系統に整理し拡充。Creative Proがナビゲートし、都市によっては著名クリエイターも登壇。
・スケール:開始から1年で世界500店規模に展開。Apple発表では週18,000件超の無料セッションが実施され、数百万人が参加。
・体験の場づくり:各店にForum(大型ビデオウォール+客席)などの造作を導入し、コミュニティの拠点機能を強化。

受賞
・Grand Prix(Brand Experience & ActivationCustomer Retail & In-store Experience
Titanium Lion

編集部コメント
「店舗」は何のためにあるのかという問いに対する現代における1つの理想的正解。人はそもそも集いたいものなのだと思う。同じ属性の人が集う場所になら尚更。

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