Black & Abroad『Go Back To Africa』| 2019

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概要
「Go Back To Africa」は、米トラベル・ブランド Black & Abroad と FCB/SIX Toronto による“レイシズムの言葉の再文脈化”キャンペーン。SNS上で差別語として投げられる「Go back to Africa(アフリカへ帰れ)」というフレーズを“そのまま見出し”に据え、アフリカ54か国の美しい実景と組み合わせて、ポジティブな旅行誘起メッセージへ転換した。

インサイト/アイデア
・差別フレーズはネット上で月4,500回以上も使われ続けている――その否定的“データ”自体を素材にし、意味を上書きする。実際のヘイト投稿を検知・文脈を黒塗り(redact)した上で、同じ文言「Go Back To Africa」を、各国のポジティブなUGCイメージと並置して配信。言葉の意味を“行き先の提案”へ反転させ、旅行文脈に回収した。

仕組み/実装(データ×クリエイティブ)
・配信:Twitter/Instagram/YouTube/デジタルOOHで、検知した差別投稿を“即時”に再編集して広告化、専用サイト GoBackToAfrica.com へ誘導。メッセージはアフリカ54か国すべてに最適化。
・コンテンツ基盤:Google Vision等を用いたAIプラットフォームで、SNS上の旅行写真を位置・被写体・品質でフィルタし、ブラック・トラベラーの実体験UGCをキュレーション。国別ギャラリーとして常時追加・配信した。

受賞
・Cannes Lions 2019:Creative Data Grand Prix

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