Budweiser『Bring Home The Bud』| 2022

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概要
「Bring Home The Bud」は、FIFAワールドカップ・カタール2022の開幕2日前に“スタジアムでのビール販売禁止”が通達され、公式ビールスポンサーのBudweiserに大量の在庫が残った——という危機をファン参加の勝利条件に転換したキャンペーンです。Budweiserは「優勝国に在庫のビールを“全部”贈る」と発表し、合言葉 #BringHomeTheBud を掲げて“勝ったらビールも自国に持ち帰れる”競争へと置き換えました。企画は Wieden+Kennedy New York(一部グローバルでW+K São PauloやAfrica DDB São Pauloも協働)。本施策はCannes Lions 2023のTitaniumを受賞しています。

何が起き、どう切り返したか
・発端:開幕直前の“ビール禁止”:2022年11月18日、FIFAはカタール政府の方針転換を受け、スタジアム内でのアルコール販売を全面禁止と発表。Budweiserは公式ツイートで「Well, this is awkward…(これは気まずい…)」と反応(のち削除)。
・方針転換:在庫“全部”を優勝国へ:直後にBudweiserは「未販売のビールは優勝国に送る」と宣言し、#BringHomeTheBud をローンチ。巨大な赤い輸送コンテナ(クレート)を世界各地に“投下”して「これが勝者の取り分」と可視化、スタジアムのフィールドボード/OOH/SNSでも一斉展開しました。
・実装の広がり:クレートは7か国・4大陸の都市広場などに出現(例:ニューヨーク/ブエノスアイレス/ロンドン/リオ)。検索・SNS・現地メディアを通じて“勝てば開封”の期待を煽りました。
・帰結:アルゼンチン優勝 → 現地配布:決勝翌日の12月19日、Budweiserはアルゼンチンでの勝利セレブレーションとビール配布の詳細を発表。グローバルで掲げた約束を実配布で完遂しました。

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