何をしたか(概要)
スーパーボウルで約10年ぶりに復活したCheetosの大型コミュニケーション。新商品の「Cheetos Popcorn」ローンチに合わせ、指先のオレンジ粉=“Cheetle”を“触れない(=手伝えない)理由”に仕立て、MC Hammerの名曲「U Can’t Touch This」をそのまま起用したフィルムを中心に展開。ハマー本人もカメオ出演し、主人公が“Cheetle手”を理由に雑用から逃れるたびに「♪You can’t touch this」が差し込まれる構成で商品特性→行動のオチを一発で理解させた。
狙い(戦略)
・商品物性(Cheetle)=文化的フレーズ(Can’t Touch This)を直結させ、新カテゴリー(ポップコーン)の認知とCheetosらしい“いたずら心”を同時に立てる。
・スーパーボウル復帰の話題性と90年代アイコン(MC Hammer)のノスタルジアを重ね、幅広い世代の共有記憶をトリガーにした。
なぜ効いたか(示唆)
・“製品の弱点”を“愛すべき言い訳”へ:指が汚れる=不便を、誰もが知るフレーズに接続してブランドらしい利かん気に変換。商品理解と好意が同時に立つ。
・文化アイコン×新製品のハイブリッド:レガシー・ソングの再文脈化で新カテゴリーの初期記憶を強固にした。
・行動参加の設計:TikTokのAR効果などで“自分の手でも再現できる”体験へ拡張し、放送→UGCの循環を作った。
受賞
・Cannes Lions 2020/2021:Creative Strategy Grand Prix。“MC Hammerの定番句を、製品ローンチの戦略資産に翻訳”した点が評価。



