概要
暗転した画面に色が変わるQRコードが1分間バウンドするだけ——スーパーボウルで放映されたこの極端にミニマルなCMが、視聴者を即座に行動へ導き、Cannes Lions 2022のDirect部門グランプリを獲得。制作はAccenture Song New York。放映直後にアクセスが殺到し、Coinbaseのランディングページに“1分で2,000万超のヒット”、アプリはApp Store順位が#186→#2に急上昇した。
背景・課題
・仮想通貨の参入障壁は「まず試してみる」までの距離の長さ。巨大な視聴環境(スーパーボウル)で“最短導線=QRコード→登録”に絞り、“語るより、ビットコイン(行動)”という態度を示した。Cannes公式や業界メディアは、この直接反応(ダイレクトレスポンス)の設計を高く評価している。
アイデア/仕組み
・バウンドするQRだけ:コードをスキャンすると、新規登録で$15分のBTC進呈/$300万の抽選企画を提示する専用LPへ。“テレビ→スマホ”の二画面行動を前提に、クリック最小・説明最小でCVへ直行させた。
・コストの使い方:メディア費に集中し、クリエイティブは極小要素で注意を独占。“何だこれは?”という好奇心が大量の自発スキャンを生んだ。
なぜ効いたか(クリエイティブ視点)
・“説明ゼロ”で最短距離の設計:QR→LP→アプリの一直線導線。Directの評価軸(即時の行動喚起・計測可能性)に合致。
・文化的瞬発力:スーパーボウルの会話の中心を奪う“異物感”。最小演出×最大話題化でアテンションを独占した。
・成果のスケール:1分で2,000万ヒット/アプリ急騰という“桁”で、効果=ストーリー化に成功。



