Corona『Corona Extra Lime』| 2023

Rate!

概要
「Corona Extra Lime」は、コロナビールの“ライムを挿す儀式”が中国で高品質ライム不足(コロナ禍で輸入寸断)に陥ったことを起点に、輸入に頼らず“自分たちでライムを育てる”事業を立ち上げた取り組みです。ブランドは四川・安岳などの農家と行政・業界機関と組み、栽培指導/苗・土壌・収穫の標準化/流通整備を行い、「Corona Extra Lime」というライムの新ブランド(=新規事業)として全国流通まで実装。結果、供給問題の解決と農家の所得向上を同時に達成し、Cannes Lions 2023 で Titanium Lion(+他部門メダル)を受賞しました。

背景・課題
・コロナは“瓶の口にライム”という体験がブランド価値の核。しかし中国では高品質ライムの安定供給が難しく、コロナ禍で輸入(タヒチライム等)がさらに不安定・高コスト化。このサプライチェーンの脆弱性が体験の阻害要因になっていた。

何をしたか(ソリューション)
・現地で“最高品質のライム”を育てる体制を構築:行政・業界機関と協働し、低所得地域の農家をトレーニング、栽培・選果・流通の基準を整備。Corona Extra Limeとして店頭やバー/レストランに供給し、瓶ビールとのバンドルも展開。
・“新規事業”としてのローンチ:研究・栽培・流通まで約1,000日をかけて全国発売に到達。利益は農家に再投資するモデルで、農家の生計改善と品質標準の底上げを両立。
・拡張性:中国での成功を踏まえ、南アフリカなど他市場へもモデル展開。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です