何をしたか(概要)
“ワードロービング(買って一度着て返品)”をあえて肯定し、「返品前に楽しめ」をブランドの声にしたFW19グローバルキャンペーン。ナレーションで返品ポリシーそのものを歌詞化したフィルムと、タグをあえて外に見せたスチル/OOHで展開。Fashion Week期に合わせ、「タグを見せている人だけ入場可」のイベントも実施し、行動を可視化するプロモーションにした。
狙い(戦略)
・業界全体の“迷惑行為”として非難されがちなワードロービングを、禁止ではなく“受け止める”ことでディーゼルの反骨性と寛容さを提示。結果として、返品行動の「罪悪感」を解除しつつ、ブランドの話題化と新規獲得につなげる“逆張り”戦略だった。
なぜ効いたか(示唆)
・“悪い行動”の転地:叱らず“公認”に転換することで、共感と話題化を同時に獲得。
・ポリシー=アイデア化:返品規約をコピー/楽曲/入場条件へ翻訳し、行動を生むクリエイティブに。
・商業指標に接続:挑発的テーマでも、返品率減・新規増という“売り”のKPIに直結させた。
受賞(Cannes Lions 2020/2021)
・Titanium Lion 受賞。



