概要
「SCROLLING THERAPY」は、製薬会社 Eurofarma と Dentsu Creative が開発した パーキンソン病(PD)患者向けモバイルアプリ。顔認識AIで “笑う/眉を上げる/しかめる” などの表情リハビリを、SNSフィードのスクロールや再生、いいねといった操作に割り当て、日々の“ながらスクロール”時間を“療法時間”に置き換える発想です。2023年6月19日、Cannes Lions 2023〈Pharma〉グランプリを受賞しました。
背景・課題
・PDは世界で約850万人が罹患。薬物療法に加えて顔面筋を含むリハビリが推奨されるが、毎日続ける動機づけが難しい。そこで“多くの人が1日2.5時間費やす”SNSスクロールをリハビリのトリガーに変換した。
仕組み(どう動くか)
・顔認識×表情→操作:笑顔/眉上げ/しかめ顔などの表情を検出し、スクロール/再生/いいね等のネイティブ操作にマッピング。患者は画面に触れずにSNSを閲覧しながら、処方運動の反復ができる。
・“日常化”設計:Android/iOSで提供し、表情運動の回数と時間が自然に積み上がる。実装は実験的ヘルスケアツールとして位置づけられ、医療行為の代替ではない旨も示されている。




健常者にもよさそうですよね、両手塞がってる時とか