何をしたか(概要)
ロックダウンでシャッターを下ろしたバーの金属シャッターそのものを広告面に変え、Heinekenの屋外広告費を従来の屋外メディアから各店舗へ直接振り向けた。シャッターには「See this ad today, enjoy this bar tomorrow(きょうこの広告を見て、あしたこの店で楽しもう)」などのメッセージを掲出。アルゼンチン/ドイツ/インドネシア/イタリア/スペインの各都市を中心に実施された。
ねらい(戦略)
・パンデミックで最も打撃を受けた“オン・トレード”の独立系バーを支援しつつ、ブランドの屋外予算(グローバルで約10%)の使い方を再設計。広告出稿=店舗への直接支払いに置き換え、再開資金の源にすることで「#SocialiseResponsibly」の姿勢を具体化した。
実装(どうやったか)
・閉店中のシャッター/窓面を新しいOOH媒体として買い付け、オーナーに直接支払い。従来OOHよりメディア価値+40%を実現。
・取り組みは世界5,000超のバーに広がり、7.5百万ユーロが直接店舗に回った。
なぜ効いたか(示唆)
・媒介の発明=支援の仕組み化:媒体購入を支援行為に変換し、目的(支援)と手段(広告)を一致させた。
・超ローコストのスケール:既存の店舗ファサードを使うため、多市場に高速展開できた。
・“明日への予約”というコピー:再開への希望を行動メッセージで伝え、ブランド好意と実利の両方を獲得。
受賞(Cannes Lions 2020/2021)
・施策はOutdoor Lionsのグランプリを受賞。



