概要
「THE SUBCONSCIOUS ORDER」は、サウジのフードデリバリー HungerStation が「選べない」という決め疲れ(choice overload)に対処するため、視線トラッキング×AIで“無意識に食べたいもの”を特定して注文を後押しする機能を実装した施策。ユーザーが長時間スクロールして迷っていると検知すると、画面に様々な料理画像を自動表示。フロントカメラで視線の反応を捉え、コンピュータビジョンが“目がロックされた”料理を解析してレコメンドを生成、HungerStation上の該当レストランへスムーズに誘導します。
目的と戦略
・決め疲れを“無意識”で解消:意識は毎秒40ビットしか処理できない一方、無意識はそれより遥かに高速で処理するという認知科学的インサイトを出発点に、“選択を楽しく・直感的に”するコマース体験を設計。
・UIを減らす“Zero UI”志向:声・動き・視線などで操作する未来のインターフェースの先取りとして、視線+トピックモデリングAIでレポート(何に最も目が留まったか)を提示→注文まで圧縮。デスクトップ体験(findmycraving.com)も公開されました。
・Cannes Lions 2023 / Creative Commerce グランプリ受賞。サウジ発として史上初のグランプリという歴史的成果に。



