背景・目的:医学生が使う解剖学教材の多くが白い皮膚だけを前提に描かれていることが差別再生産の入り口になっているとの問題提起から、医科大学グループ IDOMED と社会責任団体 Instituto Yduqs が「教育こそ治療薬」を掲げてプロジェクトを始動。
アイデア:全国の医学部に配布したビジュアルブック「Nigrum Corpus(黒人の身体)」
クラシックな医学図譜の精緻さに黒い皮膚トーンの人体イラストを施し、解剖図の血管や神経をブラジルの植物や花で縫い合わせるなど、手描きイラスト・3D造形・AI画像生成などをミックス。「黒人の身体を学んだことがない」という無自覚なバイアスを、手に取った瞬間に突きつける“触れる教材”に仕立てた。