Jet.com『Innovating Saving』| 2016

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概要
Jet.com のブランド約束「節約を革新する」を、購買体験だけでなくメディア投資そのものの節約へ拡張。スーパーボウルを“super bowls(ただの器)”でアンブッシュし、データを使ったデジタル体験「Careculator」など複数の施策で話題化。2017年カンヌMedia Lions グランプリを受賞。

どんな施策?
・アイデアの芯:Jet.com のミッション「より賢く節約し、その価値を消費者に還元」をコミュニケーションにも適用。“広告でも節約する”姿勢を一貫したクリエイティブに落とし込み、TV・デジタル・ソーシャルを横断して実装。審査員はデータ要素を備えたメディア活用を評価ポイントに挙げている。
・スーパーボウルのアンブッシュ:放映料の高い中継を買わず、「super bowls(器)」の広告をオンラインで展開。“スーパーボウルCMを買わずに出した”と形容され、Tim & Ericが演出した奇抜な映像で話題化した。
・Careculator(データ体験):SNS上での“あなたへの関与度(いいね・コメント・タグ・シェア)”を解析し、その友人にいくらのギフトを買うべきかを算出。算出額に合わせてJet.com で買える商品をレコメンドし、節約=購買行動へつなげた。
・ケースフィルム/実装の全体像:キャンペーンはTV・デジタル・ソーシャルを横断し、Jet の“節約を革新する姿勢”をあらゆる接点で可視化。公式ケースフィルムでも、その思想と各施策がまとめられている。

なぜ評価されたか(ポイント)
・ブランド哲学の拡張:価格やカート設計だけでなく、広告の買い方・作り方自体を節約の実演に。メディア行動の設計がブランド体験になっている。
・メディアの再発明:スーパーボウル文脈を“器(bowls)”の言葉遊びで横取りし、巨額出稿を回避しながら大型文脈に便乗。
・データ×コマース:Careculator のように行動データを価値に変換し、すぐ購買へ橋渡し。Media部門の審査観点(データ要素)にも合致。

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