Krylon『the First Ever Pinterest Yard Sale』| 2015

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概要
スプレー塗料ブランド Krylon(Sherwin-Williams)が、米国最長のガレージセール “127 Yard Sale”(総延長約690マイル/6州横断)に合わせ、127点の“ガラクタ”を買い集め、Krylonでリメイク。その“ビフォー/アフター”をPinterestの新機能「Buyable Pins」で即販売する“世界初のPinterestヤードセール”を実施した。売上はCharity Wings Art & Craft Centerに寄付。実走行は2015年8月6–9日、アラバマ/ジョージア/テネシー/ケンタッキー/オハイオ/ミシガンを縦断した。

狙い
“塗る=価値が生まれ変わる”を実証で示し、KrylonをDIY×転売の文脈で再定義。メディアとしてのPinterestを使って、発見→変身→購入(寄付)までをワンストローク化した。PinterestのBuyable Pins活用は最初期(/初のブランド活用とする資料も)で、話題性とコマースの両立を狙った。

どう実装したか(体験設計)
・現地調達→その場で“再生”:TVホストのAmy Deversらがセールを巡回し、127点を購入→Krylonでリメイク→プロ撮影→PinterestにBuyable Pinとして順次掲載。最低でも仕入れ価格の2倍で設定して全点完売。収益はCharity Wingsへ寄付。
・リアルタイム配信:道中の様子や“塗る手順”を短尺動画/GIFで更新し、PinterestをハブにSNS全体へ波及させた。

受賞(Cannes Lions 2016)
Titanium Lion(チタニウム)を受賞。さらにIntegrated部門 Silver、Cyber部門 Bronzeなど複数部門で評価された(各種アワード記録より)。

なぜ効いたか(クリエイティブの肝)
・“塗る=価値化”の実証:机上の説明ではなく転売益という結果で証明し、製品ベネフィットを経済価値に翻訳。
・コマース機能を“体験のオチ”に:Buyable Pinsが“見つけた瞬間に買える”導線を担い、発見→購入→寄付の完結体験を作った。
・リアル×デジタルの一筆書き:127 Yard Saleという現実イベントを“塗装・撮影・出品・販売”で物語化し、SNSで自走する話題線に。

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