L’Oréal『The Final Copy of Ilon Specht』| 2025

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背景・課題:1971年、当時23歳だったコピーライター Ilon Specht が「Because I’m Worth It」を作成。50年以上経った今、その“フェミニズム宣言”は浸透する一方で言葉の重みが薄れつつあった。さらに Specht は 2024年4月に逝去。ブランドはスローガンの真意と彼女の功績を次世代に継承する必要に迫られた。

狙い:“私は価値ある存在だ”という 自己肯定の原点に立ち返ることで、依然として続くジェンダーバイアスを揺さぶれる ── ブランドのパーパスを「物を売る言葉」から「女性の尊厳を擁護する証言」へ再定義し、L’Oréal の信頼性をアップデートする。

アイデア
17分のドキュメンタリー『The Final Copy of Ilon Specht』
・ニューヨークの自宅で Specht が台本なしで自らの人生とコピー誕生秘話を語る“ラスト・スピーチ”形式。
・「広告史に埋もれた女性クリエイターの声」を掘り起こし、スローガンを“生きたメッセージ”へと再点火。

展開・実装
・2025年3月8日(国際女性デー)に世界同時プレミア。
Prime Video/AMC+/TED で配信(TEDが初めて買い付けたブランドフィルム)。
・20か国でOOH。「I」の文字部分が空洞になった巨大サインを設置し、来場者が“私が Worth It”を体験できる参加型イベントを実施。

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