Mastercard『Where to Settle』| 2023

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概要
「Where to Settle」は、Mastercard が ポーランドに避難したウクライナ人のために立ち上げた定住支援プラットフォーム。匿名化した決済データと公的統計、住宅・求人データを統合し、生活費・賃貸相場・給与水準・求人などを比較して「自分に最適な町」を提示します。2023年のカンヌでは Sustainable Development Goals(SDG)部門グランプリとTitanium Lionを受賞しました。

背景・狙い
・ロシアの侵攻で大量の避難者がポーランドに流入し、ワルシャワなど大都市の混雑と生活コスト高が深刻化。Mastercard は自社の“Data for Good”の取り組みとして、より住みやすく、仕事も見つかる中小都市へ分散定住を促すために本ツールを構築しました。

何をしたか(仕組み)
・データ統合:Mastercard の匿名化トランザクションデータ+ポーランド中央統計局(Statistics Poland/GUS)などの公開データ+不動産・求人データを統合。生活費や需要動向をエリア別に可視化しました。
・ユーザー体験:家族人数・職種・希望水準など簡単な入力で、費用感・雇用・住宅の観点から適地候補を提示。サイトは PL/UA/EN に対応しています。
・パートナー拡張:Morizon–Gratka グループと連携し、実際の賃貸物件・求人案件を検索できるよう 2023年に機能拡充。
・公開窓口:公式サイト GdzieZamieszkac.com(英名:WhereToSettle)で無料提供。

・取り組みは 2024年、定住後の自立支援へ広げる「Room for Everyone」イニシアチブに継承。

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