Mastercard – Room for Everyone / Where To Start | 2024

9.5/10

概要
「ROOM FOR EVERYONE」 は、ウクライナ避難民が急増したポーランドで「地元企業と難民起業家が 互いに“隣り合えば”商機が拡大する」というデータを可視化し、両者が協業しやすい出店場所を提案する 無料ウェブツール〈Where To Start〉 を中心に展開された Mastercard の社会包摂プラットフォームです。データの創造的活用が高く評価され、Cannes Lions 2024 Creative Data グランプリを受賞しました。

背景課題
・ロシア侵攻後、155 万人のウクライナ避難民が流入しポーランド人口は +4%。新規開業の 10% がウクライナ人となり、地元では「雇用や商売を奪う」との緊張が生まれていた。

アイデアと仕組み
・データ統合:Mastercard の匿名化決済データ+Orange のモバイル流動人口+物件情報+市区町村オープンデータを重ね、全37都市で「補完し合うビジネスの最適立地」を算出。
・補完モデル:例:パン屋と理髪店、本屋と宝飾店など「隣接すると売上が相乗する“Power Couples”」をアルゴリズムで提示。
・ツール体験:住所入力不要・登録不要で、商圏ポテンシャル/交通量/周辺施設をヒートマップ表示し、その場で物件検索も可能
・コミュニケーション:TV・デジタル動画で“競争”から“共生”へ視点転換を訴求。地元ポーランド企業が「隣に来て」と呼びかけるUGCを拡散。

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