背景・課題:アマゾン熱帯雨林は、違法伐採による搾取か “手つかず” かの二極で語られがちだった。化粧品ブランド Natura は〈森を守りつつ持続的に利益を生む〉という第三の道を示すため、原料調達を再設計する必要があった。
狙い:「利益のために森を切り倒す必要はない」――テクノロジーと現地コミュニティの知恵を掛け合わせれば、立木を守ったまま コスメ原料を見つけ出し、住民の収入と森林保全を両立できると着想。
アイデア
・AI×ドローン×先住民知:ドローンとAI画像解析で 400 km² の森を 6 か月で網羅し、樹種・樹高・成熟度を自動判定。
・得られたデータを “Green ventory(グリーン+インベントリー)” と命名し、公開データベース化。
・30,000 本・44 種の「化粧品に活用可能な樹木」を特定し、伐採不要の樹液・果実採取モデルを構築。成果
・従来25年かかる調査を6 か月で達成、森林 400 km² を伐採ゼロで経済資源化。
・46,000 人の収入向上に直結し、Natura は 2030年までに 300万ha 保全を公約。・林業・農業・鉱業など、資源依存型業界がテクノロジーとコミュニティ主導で“守りながら稼ぐ”モデルへ転換する際のロードマップとして応用できます。



