Notpla『Notpla』| 2019

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何をしたか
海藻由来の新素材で“消えるパッケージ”を実装するスタートアップ「Notpla」のために、Superunion(現 Design Bridge and Partners)がネーミング(“Not Plastic”の略)とブランド戦略/VI一式を設計。液体で満たされ、空になると輪郭が“消える”アニメーテッド・ロゴを核に、素材そのものの革新性を一目で伝えるアイデンティティに落とし込みました。

背景と狙い(戦略)
・1年で数百万トン規模の使い捨てプラが海に流入する状況で、「素材=ストーリー」を直感的に理解させる“名付けと言語化”に振り切ったのが本件の肝。Notplaは海藻ベースで生分解し、食べられる場合もある素材群(例:水分を包む「Ooho」、PFAS不使用の海藻コーティング食品容器など)を開発しており、単なるロゴ刷新ではなくR&Dの可視化として機能するブランドを目指しました。

なぜ効いたか(示唆)
・“素材×言語”の一致:ネーミング(Notpla)とロゴ振る舞いが機能=消失をそのまま伝える。説明に頼らず即理解をつくる設計。
・R&Dのブランド化:マラソンやデリバリー現場での実装事例が“真実性”を補強し、ブランド=実証のプラットフォームとして機能。
・カテゴリ越境:水ポッド→容器→紙・フィルムへと拡張しやすい素材プラットフォーム発想が、コミュニケーションの持続性を生む。

成果・評価
・Cannes Lions 2020/2021 Design Grand Prixを受賞(同年はパンデミックで2020/2021の二年分の作品を審査)。同部門のトップ評価として“H&M Looop”と並ぶ代表作に位置づけられました。

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