Pearson 『PROJECT LITERACY』| 2016

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概要
教育企業Pearsonが主導するグローバル連合「Project Literacy」の認知・行動喚起のため、FCB Infernoが“Alphabet of Illiteracy(読み書きできないことで起きる26の問題)”を企画。A〜Zの各文字にAIDS・Bloodshed・Child brides …といった社会課題を対応させ、アニメーション短編+プリント/Webで一体展開した。サイトでは各文字の解説・支援先・行動(シェア/ボランティア/UNへの嘆願)を用意し、読み書きの問題が他の多くの課題の起点であることを直感的に伝えた。

狙い・背景
“識字”はSDGs(とりわけ目標4)に直結するが、個別の社会問題(HIV、児童婚、栄養失調、ジェンダー不平等など)の陰に構造的な原因として埋もれがち。そこで「アルファベット=読み書きの基本」を比喩に、因果をA→Zで可視化して一般層の理解と賛同を拡大。各文字をパートナー団体が“担当”し、連合としての実働も示した。

成果(受賞・評価)
・Cannes Lions 2016 Lions Health – Health & Wellness グランプリ(加えてDigital: Online Video Gold等)。“社会問題の根にある非識字”を一目で理解させる設計と、行動に直結するサイトが評価された。

なぜ効いたか(クリエイティブの肝)
・”抽象因子”をA-Zに分解:非識字が他課題の起点であることを26の短い事実で可視化し、理解コストを下げた。
・アート×データの融合:強い造形(スカルプト)と一次データに基づく主張を同居させ、感情と納得の両輪で拡散。
・“連合体”の動員設計:各文字=各団体という構図で協働の実像を提示。署名・ボランティアなど次の一歩が明確だった。

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