Propuesta Cívica / Reporters Sans Frontières『StillSpeakingUp』| 2019

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何をしたか(概要)
二段構えのプラットフォーム施策。
2019年:Twitter編 — 殺害された記者(ミロスラバ・ブリーチ/ハビエル・バルデス/モイセス・サンチェス/“エル・チョコ”ことホセ・アルマンド・ロドリゲス)の公式アカウントを再起動。彼らが生前に追っていたテーマについて1週間投稿を再開し、暴力と不処罰(インピュニティ)に光を当てた(国内トレンド入り)。
2020年:DeepTruth編AI/ディープフェイク技術でジャーナリストのハビエル・バルデスを“再生”し、死者の日(11月2日)にメキシコ大統領へ向けたメッセージをテレビ全国放送・デジタル同時展開。「#StillSpeakingUp(#SeguimosHablando)」=“彼らはまだ語り続ける”を象徴化した。

背景・課題
・メキシコは世界で最も危険な記者の勤務環境の一つ。2007年以降120名超が殺害され、9割以上が不処罰とも報告される。沈黙のゾーンが生まれるなか、「殺しても真実は消せない」ことを国民的議題に押し上げる必要があった。

なぜ効いたか(示唆)
・“沈黙”への構造介入:記者が殺されると証言が途切れるという構造に対し、SNS再起動+AI再生で「声の継続性」を作った。
・ディープフェイクの“逆用”:虚偽の拡散に悪用されがちな技術を公共目的(DeepTruth)に転化し、倫理・法務を整えた上で国家レベルの対話に引き上げた。
・制度への接続:単なる告発に留めず、「記者保護の10項目」という政策要求に落とし込み、社会実装の足場を作った。

受賞
・Cannes Lions 2020/2021「Grand Prix for Good」受賞

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