Raising Profiles『The Big Issue & LinkedIn』| 2020

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何をしたか
・コロナ禍で路上販売が止まり収入が消えたThe Big Issueの販売者(ベンダー)を、LinkedIn上に“デジタルの売り場(=バーチャルな持ち場)”として移設。初期は9名のベンダーでパイロットを開始し、LinkedInのボランティアがプロフィール作成・投稿・営業メッセージ・顧客検索をトレーニング。Dixons Carphoneが提供したタブレットで学習と運用環境も整備した。
・さらに位置データで「従来の持ち場周辺で働いていたオフィスワーカー」を見つけて元常連客と再接続できる導線を設計し、LinkedIn=“新しい街角”として機能させた。

戦略(ねらい)
・「路上がなければ収入がない」という構造を“プラットフォームの転地”で更新。ベンダーを小規模事業者(micro-business owners)として捉え直し、接客→関係づくり→購読の販売までをLinkedInの会話内に収めるソーシャル・コマース化を狙った。

なぜ効いたか(示唆
・“場所の移設”=生計の回復:路上という物理条件の代替を、LinkedInという職業的文脈にそのまま写し替えた。
・データで“常連”を再構築:位置データ×会社情報で“かつての顧客”を精確に再発見し、関係性を再起動。
・スキルと装備のワンセット支援:訓練+端末支給まで含めた実装で、啓発に留まらない収益回復に到達。

受賞(Cannes Lions 2020/2021)
Creative eCommerce:Grand Prix。

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