概要
猫フードブランド SHEBA(Mars Petcare)が、インドネシア・スラウェシ沖の破壊された海域で、サンゴを植え付けて“HOPE”の文字を海中に育てる実証プロジェクト。「生きたビルボード」として衛星やGoogle Earthでも見えるスケールで再生を可視化し、Industry Craft と Media の両部門でグランプリを獲得しました。
ねらいと設計
・長期コミットメント:SHEBAは2029年までに18.5万㎡のサンゴ礁を再生する10年計画を掲げ、Hope Reefを起点に世界各地へ拡張。実装はMarsの海洋チーム Mars Sustainable Solutions と連携。
・“見える再生”のクラフト:海底にReef Star(六角形の鋼フレーム)を敷設し、破片サンゴを固定して成長を促進。水中造形としての精度と美しさを追求し、Industry Craftの評価軸(クラフトとメッセージの一致)を満たしました。
・メディアの再発明:YouTubeの「The Channel That Grows Coral」で視聴広告収益を再生費用に還元=“見るほど海が再生する”回路をつくり、メディア部門でも革新性が評価。
クリエイティブの肝(なぜ効いたか)
1. “問題解決=作品化”:環境再生そのものを屋外広告のメタファーに変換し、希望を物理的に可視化。衛星でも見えるスケールがニュース価値を生んだ。
2. クラフト×サイエンスの一致:Reef Star等の再生技術を“美しい体験”として設計し、Industry Craftの頂点に。
3. “視聴=資金”のメディア設計:映画・ケース動画の拡散が実装費用の循環を生み、Mediaの評価軸(媒介設計の卓越)にも合致。



