概要
フランスの映像/音楽デュオThe Blazeが、自作曲「Territory」を“映画的な短編”として撮影。故郷(アルジェ)に戻った若者の帰郷を、家族との抱擁、仲間同士の虚勢と親密さ、夜の踊り――といった断片で紡ぎ、男性性の複雑さ(強さと脆さ)を詩的に描いたミュージックビデオ。Cannes Lions 2017「Film Craft」グランプリ。どんな作品か(物語とテーマ)
・物語:長く離れていた青年が家族と再会し、友人たちと街を徘徊し、感情を爆発させる一日を追う。撮影地はアルジェ(Algiers)。
・テーマ:The Blazeは“男性同士の親密さ”やアラブ系男性の表象を繊細に扱うことで知られ、本作も帰郷/コミュニティ/男らしさの再定義を大きな軸にしている。映画監督バリー・ジェンキンズが2017年の“ベスト”と評したことでも話題に。どこが優れていたか(クラフト)
・演出:監督はThe Blaze(ギヨーム&ジョナサン・アルリック)自身。主演:Dali Benssalah。
・撮影:Benoît Solerが担当。ARRI ALEXA Mini+Master Primesでアルジェの自然光を生かし、絵画的なフレーミングと節度ある編集で“情景が語る”作りに。
・プロダクション:Iconoclast。受賞と評価
・Cannes Lions 2017 – Film Craft Grand Prix。『We’re the Superhumans』を抑えての受賞として取り上げられ、審査員は「スクリーン上の“脆さ”と“詩性”の見本」と評価。



