Woojer『Sick Beats』| 2020

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何をしたか(概要)
嚢胞性線維症(CF)の子どもが毎日行う気道クリアランス治療を、音楽の力で“やりたくなる体験”に変換。Woojerのハプティックベストをベースに胸部に最適化した振動子を追加し、40Hzの治療周波数を音楽から抽出して胸に伝える“音楽駆動の治療ベスト”を試作。スマホと連動し、Spotify上の40Hz対応プレイリストから楽曲を選んで治療できるようにした。

狙い(戦略)
・CF患者にとって苦痛で長時間になりがちな胸部振動療法を、「好きな音楽=治療の動機」に置き換えることでアドヒアランス(継続実行)を高める。40Hzの音波療法は既存の振動ベストと同等の効果が臨床的に示されており、その“証拠”を音楽体験に実装した。

なぜ効いたか(示唆)
・“治療=我慢”を“治療=楽しみ”へ転地:医学的根拠(40Hz)と好きな音楽を結合し、継続性の最大課題に真正面から答えた。
・テック×カルチャーの橋渡し:市販デバイスとSpotifyエコシステムを活用し、実装スピードと拡張性を確保。
・“オーディオ”の再定義:音=メディアと音=治療を二重化し、Radio & Audio部門でもGPに到達。

成果・評価(Cannes Lions 2020/2021)
Pharma Lions:Grand Prix
Radio & Audio Lions:Grand Prix

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